歩いて、読む。

日々の雑感。ときどき、ちょっと文学。

年頭雑感

 正月を巡っては地域の色がよくあらわれます。元日の雑煮ひとつとっても地域差があります。我が家は小豆汁に煮た丸餅を入れていただきます。元旦に包丁を使うことを避けるため、と当家では教えられています。沿岸部と山間部、東部地区と西部地区といった違いにより、雑煮に差異があるようです。

 年賀状については10年前とは様相が異なり、生徒から送られてくることはほとんどなくなりました。私自身の人望のなさ、という問題だけではないようで、友人間であっても年賀状をやり取りすることはないようです。以前は、年賀状を送りたいので住所を教えて欲しいという生徒がいたのですが、最近は住所よりメールアドレスを聞いてきます。

 正月遊びもすっかり変わりました。私の小学生時代にはよく凧揚げをしたものです。半紙と竹ひごで自作したものを揚げて遊んだこともあったし、当時流行していたビニール製の洋凧を購入して揚げたこともありました。しかし今では、凧揚げをして遊ぶ子どもを見かけることはなくなりました。

 変わらないもの、変わっていくもの、それぞれあるわけですが、その背景に思いをいたせば、現代日本の姿が改めて確認されます。そんな中で、何を変えてはいけないのか、譲れないものは何かと自問自答する今年の年頭です。