歩いて、読む。

日々の雑感。ときどき、ちょっと文学。

ノーベル賞といえば

 ノーベル賞が話題になる頃、「今年こそは村上春樹文学賞を受賞するのでは」と取り上げられるのはもはや恒例行事のようになってしまっています。ハルキストと呼ばれる方々の心中はどのようなものでしょうか。

 国語科教員のうち、国語科教育を専攻した人にはハルキストが多い印象を受けます。日文協(日本文学協会)の大会などに参加するとその感をいっそう強くします。知識量と春樹愛に圧倒されることもありました。

 私はハルキストではないので、村上春樹の作品の魅力を語る場にいても、そうなのか、と聞いているほかありません。ただ、作品は一応、読んでいます。しかし、読んだだけではハルキストと意見交換することはできません。読んで、面白いか、面白くないかというだけで、それ以上の議論に巻き込まれないようにしています。

 この3連休で読む本を探しに、週末に書店に行きました。学生時代に読んだ村上春樹の短編をいくつか読んでいるところです。多くの人たちの心を掴み続ける作家の、魅力の源泉に少しでも近づくことができるでしょうか。